京都市東山区にある東福寺霊源院は、開催エリアでは水子供養で有名なお寺さんです。
ご住職のお話では、最近はコロナの影響で少なくなりましたが、遠方からもお参りにお越しだったそうです。
ちなみに、遠方にお住いの方でお寺にお越しになれない方の水子供養も受付けておられるそうです。
本日は、水子供養のお堂である「蓮華堂」周辺の貼石工事をさせていただきました。
参道の突き当りに、ホームセンターで仕入れてきましたブロックを使って花壇も造らせていただきました。
水子供養にお参りにお越しの方々の中で、花を植えることを希望される方がご利用になる花壇です。
以前より蓮華堂の周辺には、お参りの方がご持参された鉢植えがいくつかございました。
花壇内に木の植栽は禁止だそうですが、草花をお持ちになった方は、花壇に植えていただけるそうです。
本日完成したばかりなので、スコップやジョウロ準備ができていませんが、ご住職が近々準備をされるそうです。
子供が砂場で使うようなプラスチックのスコップも買いに行かれるようで、ご住職もハリキッテおられました。
元々は、飛び石で大人の方には風情がある光景だったのではないかと思いますが、少し奥まった感じのヒッソリとした雰囲気でしたので、小さなお子さんは敬遠しそうな感じの場所でした。
ご家族連れで水子供養のお参りにお越しの方も多く、ご住職の希望で明るい雰囲気に改修することになりました。
参道全体に、滑り止めでザラザラとした感じの白っぽい御影石を敷き詰めて、蓮華堂の入口から見える位置に花壇を配置いたしました。(上2枚の写真の貼石は掃除したばかりで濡れて光っています)
大人の好みを優先するか?子供に喜んでいただけそうな場所にするか?を、とても迷う判断ではございました。
蓮華堂は、亡くなられた赤ちゃんを供養する場所という事もあり、水子さんの供養という意味も込めて、子供さんの好みを優先いたしました。
京都市南区西九条蔵王町11