本堂の屋根からトユを通って流れ落ちる雨水を受ける桶鉢を製作させていただきました。
左右の2カ所に据え付けをさせていただきましたが、重量が500キロ程度あるらしく、とても大変な作業でした。
正面に寺紋を彫刻しましたが、けっこう良い感じに仕上がりました。
実はこの石の呼び方ががイマイチよくわかりません。
問屋さんは「桶鉢」と呼ぶし、据え付けの職人さんは「受鉢」「水鉢」と、それぞれがマチマチに呼んでいました。
このようなものの製作は、一生に1回あるかないかだと思いますので、この先の人生では呼び方で悩む必要はないと思います。
ご住職にも喜んでいただけましたので、ほっとしました。
同時に新調されたトユは、大工さんの仕事で弊社は関知しておりません。
京都市南区西九条蔵王町11