京都市東山区にある東福寺霊源院墓地に行ってきました。
昨日の雨はすっかり上がり、晴天の中でご納骨の立ち合いが2件ございました。
午前中のお客様は、ずいぶん以前にお墓を建てていただいた永代供養墓のお客様です。
2回目という事で、お客様の段取りもよくスムーズに終了いたしました。
コロナ禍ということもあり、本堂へはご主人さまだけが入られました。
奥様にも本堂へ行かれることをおすすめしましたが、本堂でお経をあげていただいている間に奥様はお墓の掃除をされていました。
何度もお会いして顔なじみのお客様ですので、気兼ねなくお話をさせていただいているうちに、ご納骨が始まりました。
霊源院墓地では、墓前でのお経は7~8分程度です。
無事にご納骨が終わり、「お疲れ様でした」と声を掛けさせていただきますと、「やっと一段落です。有難うございました」と仰られて、ほっとされたご様子でした。
午後のお客様は、今年に入ってから受付が始まった永代供養墓のお客様でした。
当然、初めてご納骨をされる訳ですが、沢山の方がお参りに来られて、和気あいあいとした雰囲気の中、無事に終わりました。
初めてのお客様は、事前に説明させていただいたことより、お供え物を多めにご持参される方が多い傾向にあります。
故人様への思いやりの詰まったお供え物ですので、別に台を用意させていただき、全て御供えさせていただきました。
弊社のある京都では、通常はお骨を納骨袋に移し替えてから納骨させていただいております。
弊社の使っている納骨袋は、繊維工場で作っていただいております。
平成16年の創業当時に、試作品をいくつか作っていただき改良して、今使っているものになりました。
時々、袋の自作を希望される方から、寸法の問合せ電話をいただくことがあります。
弊社の販売ページをご覧になって、問い合わせをしていただいたようです。
「晒が沢山あるので晒で作ろうと思います」と仰る方が多いのですが、晒は目が粗いので、お骨の粉がもれてしまい、あまりお勧めできません。
せっかく作ろうと頑張っておられる方に水を差すようなことを言いたくありませんので、その時は聞き流して対応しています。
寸法だけでなく、色々とお尋ねになる方には、木綿などの天然素材のワイシャツのような感じの生地をおすすめしています。
「ちょーど良かった!亡くなった主人が着てたワイシャツが沢山あるからそれで作ります」と、仰った方もおられました。
「主人が着ていたものなので、問題ないですようねー」とのことでしたので、「土に還る天然素材にして下さい」とお答えいたしました。
ご自身で納骨袋を作ろうとお考えの方は、納骨袋の紹介ページにサイズを記載しています。
宜しければ参考にして下さい。
先日のブログにも書きましたが、月曜日に同じお寺の境内墓地の違う場所にお墓の移設工事をいたしました。
2日経ちましたので、再チェックに行ってきました。
建墓されてから40数年が経ったお墓ですが、お施主様は小まめに掃除をされていたようで、とてもきれいなお墓です。
石種は愛媛県産の大島石ですが、「流石は大島石!」という感じで、ほとんど経年変化していません。
ただ、水塔婆が当たっていた場所だけは、金属のシミのような跡がついていました。
移転工事の際に、ご親戚の方が工事の状況を見に来られていました。
工事の前日の、お墓に掘られた文字の中だけ掃除しておいたのですが、キレイになっているのを見て驚かれていたと先日のブログで書きました。
その時に、割り箸を使って簡単にできる掃除方法を説明させていただきました。
今日は、他の件もあって電話をさせていただきましたが、あれから早速ご実家のお墓石の掃除に行かれたそうです。
今まではお墓の文字の中の掃除がうまくいかなかったそうですが、文字の中が見違えるようにキレイになったと、とても喜んでおられました。
歯ブラシで文字を掃除をしている顔見知りの人を拝見しますと、注意と説明をさせていただいております。
過去に2件だけですが、折れてしまった文字の部分の石の接着を依頼されたことがあります。
特に正面文字「〇〇家之墓」の「家」の左側の下にはねている2本の幅の狭い部分などでの歯ブラシの使用はくれぐれもご注意ください。
よく出入りをさせていただいている墓地では、文字の中を割り箸で掃除している人をよく見かけるようになりました。
昼食はマイ箸を使いますので、お彼岸やお盆の前には、コンビニ弁当を買った際にもらう割り箸を貯めておいて、削ったものを墓地に補充しています。
太い文字は、先が丸い方が掃除しやすいため、細い文字から始めるとよいと思います。
丸くなったらコンクリートに擦り付けて削ると、また尖ります。
半年くらいでなくなりますので、皆さん使っていただいているようです。
有限会社 オフィス石太郎の店長ブログ
弊社は毎週火曜日と第2第4水曜日が定休日です。
昨日は定休日でしたが、ご納骨の立ち合いがございましたので午前中だけ仕事をしていました。
墓前の飾り付け、お骨を袋に移し替え、お墓を開けるというのが主な業務なのですが、失敗できませんので慎重にさせていただいております。
大勢の方が法事にお越しでしたが、皆様お疲れさまでした。
緊急事態宣言の中ではございますが、この2か月近くは趣味のバイクツーリングも控えておりました。
たまには遊びに行きたいと思い、嫁さんと城南宮へ梅を見に行くことにいたしました。
また昨日から寒さが戻りましたが、その前の2日間がずいぶん暖かかったせいか沢山の梅が見頃でした。
初めて拝見しましたが、近所にこんなに素晴らしいところがあるとは知りませんでしたので、とても驚きました。
平日ということもあり、思っていたよりは人も少なかったので、ゆっくり見ることが出来ました。
平安時代もこのような品種の鯉がいたのかは知りませんが、立派な鯉を眺めながら源氏物語の世界を垣間見た気分でした。
あまり詳しく知りませんが、毎年この場所で「曲水の宴」という行事が開かれているようです。
小さな川が流れていましたが、貴族の衣装を纏った歌人が、歌を作りながら流れてくるお酒をいただく?みたいな趣向の行事らしいです。
お酒に強い人は風情を楽しめてよいのですが、麿(筆者)のようにお酒に弱い人は大変だったでしょうね。
お土産を売っていた建物の中の本に曲水の宴の写真がありましたが、男性は派手な聖徳太子みたいな感じで、女性は十二単のような衣装でした。
入場料は大人が600円でしたが、とても見ごたえがありましたので、行ってよかったです。
駐車場は無料で良心的でした。
一度車に乗ってから、城南宮のお土産の定番?「おせき餅」を買って帰りました。
この数年は、終活をされているお客様がとても多くなったように思います。
郷里のお墓の引っ越しや、墓じまいなどのご相談が増えてまいりました。
弊社では永代供養墓の受付をさせていただいていることもあり、ご先祖様やご自身のお墓について皆様とても熱心です。
本日のお墓の移動は、このようなお客様のご依頼とは違っていました。
お檀家さんの墓地内が陥没するので一度見て欲しいという寺院様からのご相談でした。
40数年前に他の墓石店さんでお墓を建てられたのですが、20年位前にも墓地内に穴が空き一度修理をされたそうです。
最近になって、また穴が空いて困っておられました。
「何度も修理をするのは嫌なので一度しっかり見てください」との事でした。
墓石の横側に大きな穴があり、納骨室の中も半分深い穴が空いていました。
掘ってみなければ解りませんが、ある程度は原因を予測していました。
別の墓石店さんが20年前に直したとのことですが、幸いに代替えできる墓地がありましたので、弊社では墓地の場所を移動することをおすすめいたしました。
代替え墓地は20~30メートルの移動でしたが、巻石・墓石ともにそのままの寸法で使用できます。
墓石を解体し、納骨室の中を十分確認できる状態にしてから、ご遺骨の下の土も一緒に救うようにしてお骨を上げさせていただきました。
境内墓地の中には、ご親戚の方のお墓が沢山建っているそうで、棹石(一番上の縦長の石)の前に立てる水塔婆立てが、すぐに一杯になるそうです。
今まで使っていた水塔婆立てが折れていたこともあり、製作所に依頼して水塔婆を差し込む部分が2カ所(2倍)の物を溶接して特注していただきました。
昨日は1時間ほどかけて、あらかじめ墓石の文字の中を「割り箸」と「爪楊枝」を使い掃除をしておきました。
こまめに掃除をされていたお客様でしたので、とてもキレイなお墓でしたが、やはり「〇〇家之墓」の文字の中には、所々40数年分の汚れが蓄積していました。
死亡年月日・俗名・享年のところは、爪楊枝で掃除をしました。(コンビニでお弁当を買うと、無料でいただけるワンセットです)
作業を見に来られたお客様は、文字の中がキレイになっているのを見て驚かれていました。
掃除方法を熱心に尋ねられましたが、こればかりは近道がなく、ただ黙々と割り箸で汚れを擦り落とすしかございません。
来月はお彼岸でお墓参りをされる方も多いと思います。
もしも、このブログをご覧の方がおられましたら、ご先祖様のご供養と思って文字の掃除にもチャレンジしてみてください。
お墓の引っ越し作業は無事完了しましたが、石の交換などは一切ないにも関わらず、見違えるような雰囲気のお墓になりました。
オフィス石太郎の店長ブログをご覧いただきありがとうございます。
本日は、霊源院の合祀墓の説明をさせていただきました。
お母さまがお亡くなりになられて1年が過ぎられたとのことで、ご見学にお越しでした。
折角ご見学にお越しいただきましたので、本堂や客殿、休憩所、お墓参りの方専用キッチンなど、お寺の中もご覧いただきました。
4名でお越しいただきましたが「キレイですね」と口々に仰っていただき、ご説明をしている私も、とても嬉しく感じました。
ご住職との面談の際には、熱心にお話を聞かれていましたが、ご見学の方がまだお若かったこともあり、永代供養についてご住職から提案がございました。
「皆さんがお元気な間はお参りをされて、先々で永代供養をお考えになられてもよいですよ」という感じの提案でした。
合祀墓は、納骨費用と永代供養料は別々に設定されていますので、ご納骨だけの選択も可能です。
最近は少子化という事もあり、お寺さんへ納骨=永代供養という風潮が蔓延していますが、”ご家族の方がお参りされるのが何よりも一番”というのがご住職のご意見です。
霊源院の合祀墓の場合は、ご納骨当日に申し込み手続きをされる方も多いということもあり、予約の手続きはしていただきませんでした。
他に比較検討される墓地もあると思いますので、本日はご検討いただけるようにお願いだけいたしました。
新たに受付が始まりました、霊源院墓地の永代供養墓「浄心壇」ですが、2件のお客様のお墓が完成しました。
檀家さんのお墓についている霊標(墓誌)の文字の追加彫刻も出来上がってきて、取り付けが完了しました。
寺院様より本堂の前にある「とゆ」の水を受ける桶のような水鉢の製作依頼をいただきました。
正直、今までこのようなものを造ったことがありませんので、問屋さんに随分助けていただきまし
この石の名前もよくわからないのですが、問屋さんが桶受鉢と呼んでいたので、たぶん桶受鉢です。
何とかかんとかで、発注できるところまでこぎ着けました。
一つの重さが500キロくらいあるみたいです。
据え付ける職人さんとの打ち合わせはこれからなのですが、完成がとても楽しみです。
京都市南区西九条蔵王町11
(有)オフィス石太郎
店長 柳田 貴人
電話 075-693-7345(10:30~18:00)
毎週火曜日 第2第4水曜日定休
弊社運営の墓地・永代供養墓紹介サイト
京都市南区西九条蔵王町11